1970-05-07 第63回国会 衆議院 社会労働委員会 第18号
○永野説明員 看護ということは、そもそもの語源ははぐくみ育てるというところから出てきているというふうに私どもは考えております。母親が子供をはぐくみ育てるというところから看護というものは出発した。ですから、人類の歴史の長さと同じくらいの長い存在のものであるというふうに考えております。いまの局長のおことばのように、療養の介護と、そうして診療の補助と、二つの機能を持ったものであるというふうに考えております
○永野説明員 看護ということは、そもそもの語源ははぐくみ育てるというところから出てきているというふうに私どもは考えております。母親が子供をはぐくみ育てるというところから看護というものは出発した。ですから、人類の歴史の長さと同じくらいの長い存在のものであるというふうに考えております。いまの局長のおことばのように、療養の介護と、そうして診療の補助と、二つの機能を持ったものであるというふうに考えております
○永野説明員 進学コースに行く者は准看護婦の免許を得ましてから三年間の実務経験につきますので、大体その三年間の実務経験で進学コースに行っている間じゅうの学費を貯金しているというようなことを聞いております。そして、うちに仕送りしながら貯金している、そして進学コースに行ったということも聞いておりますが、たいへんに苦しいだろうというふうに考えております。それから修学資金をもらっている者もございます。
○永野説明員 まだ改正されておりませんが、今度改正されますと、准看護婦は中学校を卒業して二年間勉強した者が約二万円だったと思います。それから高等学校を卒業して三年間勉強した者が、二万五千六百円ということだと思います。
○永野説明員 現在のところ、昭和二十三年につくりました病院勤務看護婦の業務指針というのがございまして、こまかく業務が規定してございます。それをただいま改正中でございます。
○説明員(永野貞君) わが国の看護事業は、法制的には必ずしも外国と比べて劣っておるとは思われませんが、実際の業務の面におきまして、非常におくれていると存じます。特に患者数に対する看護婦の人数が——国民に対する看護の濃度と申しますか——そういうものがたいへん薄いこと。それからまた、必ずしも看護婦が、その業務を十分にできるように仕組まれていないということで、これはもちろん行政上の責任でもございますので、
○説明員(永野貞君) ただいま看護婦と申しましても、正規のいわゆる看護婦と准看とございまして、ただいま十五万九千八十五人ほどおりまして、この中の約十万人が看護婦でございまして、五万一千人が准看護婦でございますが、その労働条件は、施設の規模によって違うのではないかと思っております。 勤務時間は、大学病院、日赤関係が四十四時間でございまして、その他、国立病院、国立療養所などにおきましては四十八時間制をとっているのでございますが